アイロンビーズ立体講座15-アイロンビーズ実践!(8)クジラ

アイロンビーズ実践!(8)クジラ

今回は外側のパーツ同士を接続するコアパーツの応用例としてクジラを作成します
単純な楕円形の胴体にコアパーツを使って尾を取り付ける構成にしました

左右側面を棒のパーツで結び付けた単純なコアパーツの使用例についてはレモンをご覧ください

アイロンビーズ立体講座11-アイロンビーズ実践!(5)レモン

前回のマンガ肉では中核部から外側にアプローチするタイプのコアパーツを使用しています
コアパーツの活かし方についてもっと詳しく知りたい方は読んでみてください

アイロンビーズ立体講座14-アイロンビーズ実践!(7)マンガ肉

上底面,側面,正背面からパーツ構成を決定する

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これまでの作例同様上面、正面、側面からみた図を元に層の構成を決めていきます
上画像では一番外側の層をピンク、真ん中の層をやまぶきいろ、一番内側の層をきみどりいろのビーズで示しました
今回は層が浅いので、一番内側の層の重なる部分は省いていきます

下に記したようなパーツ構成で制作を進めていきます

  • 上面 2層
  • 底面 1パーツ×2層、2パーツ×1層
  • 左側面 1層
  • 右側面 2層
  • 正面 3層
  • 背面 3層
  • 上面コアパーツ 2個

断面図を描く

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正面から背面方向の断面図一覧
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側面の断面図
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各パーツの断面図を描きます
平面で設計する場合は慣れるまで手順通り行っていきましょう

ヒレはあえて底面内側の層に織り込みました
何故ならどの面の層も3層ぐらいしかないためヒレを外付けしてもすぐに取れてしまう懸念があるからです
クジラの胴体のビーズの層が厚い場合は組みあがった胴体にヒレだけのパーツを取り付ける方がよいでしょう

内側の層と外側の層が重複する部分については省きます。
単純なテクニックではありませんが活用できるようになると大きい作品作りに役立ちます

かみ合わせを調整する

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画像上から順に上面から底面のパーツ、正面から背面のパーツ、側面のパーツの大まかな断面図です

互い違いにはめ込むことを意識してビーズを抜いていきましょう
コアパーツがあろうが特殊なかみ合わせがあろうがやっていることは変わりません

中のビーズを抜いていく

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最後に重なる部分の余分なビーズを抜いて完成です

組み立て

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最終的なパーツ一覧

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【使用するビーズ一覧】

  • オーシャンブルー 680個
  • くろ 2個

お疲れ様でした!
ここまでの内容を理解できるようになれば作例のモチーフに限らず沢山のものが作れるようになっているはずです

次は作りたいモチーフを層の構成を決めるコツを紹介します
いよいよ次回がアイロンビーズ立体講座の最終回となっております。ラストスパート頑張っていきましょう!

アイロンビーズ立体講座16-簡単な形に置き換える
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