アイロンビーズ立体講座01-立体作品を学ぶ前に

立体作品を学ぶ前に

はじめに

このシリーズは自分で1から立体アイロンビーズの作品を作れるようになることを目的とした記事です
箱立体から球立体の発展を重点に作例を作り、以下の躓きが少しでも無くすことが出来ればと思います

  • 小物入れの立体を好きなサイズに変えたり仕切りを入れるなどのアレンジをする
  • 箱の立体から球の立体に発展させる
  • 複雑な形の作品を作る際に多次元的に組む

立体作品にはハードタイプのビーズを使おう

アイロンビーズの硬さには大きく分けてソフトタイプとハードタイプの2種類が存在します
パーラービーズ、nanobeadsはハードタイプ、フューズビーズはソフトタイプのビーズとして知られています

ソフトタイプとハードタイプの見分け方としてピンセットでつまんだ感覚やアイロンビーズの溶け方があります
ソフトタイプはピンセットでつまんだときゴムっぽい柔らかさが感じ取れ、アイロンを掛けるとビーズごとが四角く浮き出るような溶け方をします
一方ハードタイプはピンセットでつまんだときに樹脂のような感覚でアイロンを掛けたときビーズ同士が8の字のように溶け合います
2019年12月現在様々なメーカーからアイロンビーズが販売されており全てのメーカーの仕様を把握しているわけではありませんので、アイロンビーズの硬さは自分で判断してください

ソフトビーズは組み立ての際にビーズがちぎれやすく立体作品には不向きです
アイロンビーズで立体作品を作る際にはアイロンビーズ同士の結合が強いハードタイプを使いましょう

立体アイロンビーズの並べ方

アイロンビーズのパーツの配置例

アイロンビーズの並べ方にもコツがあります
慣れないうちはアイロンビーズが倒れやすいプレートの端っこ1週分のピンにビーズを並べないようにします
パーツ同士はアイロンが引っかからないようなるべく詰めて、プレートいっぱいにパーツを乗せすぎないようにします
慣れるまでは6~8パーツを目安に並べましょう

立体作品にちょうどいい溶け具合

ちょうどいい溶け具合の目安

立体作品ではアイロンビーズの溶け具合によって組み立ての難易度が変わります
アイロンビーズ同士がくっつき、ごくわずかにバリが出来るぐらいがちょうどいい溶け具合です

溶け具合が足りないと組み立ての際にもぎ取れたりパーツ同士の接合が緩くなります
逆に溶かしすぎると組み立て自体がうまくいかなかったり、見栄えが悪くなったります
パーラービーズのビーズセットのパッケージ裏にもちょうどいい溶け具合が記載されているので確認しましょう

アイロンビーズ立体講座02-ビーズの凹凸が一致すればいい

次回の記事では立体アイロンビーズの基礎の基礎、ビーズで作ったパーツを噛み合わせることについて説明します
作例として小さい平面アイロンビーズを飾れる簡易アイロンビーズスタンドを紹介しています

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