今回は3面が多層構造の厚切りかまぼこを作成していきます
前回の食パンと似た平面の図案に厚みを持たせる構成で側面と上面の噛み合わせも少しあります
箱立体から球立体への発展は難しいので細かい段階に分けてやっていきたいと思います
前回の食パンではアイロンビーズ立体で層を作る基本を説明しています
かまぼこの平面図をもとに各面の層の数を決める
金太郎飴のように同じ断面がずっと続くため、通常であれば三面図を描いてからパーツ構成を決めるのですが今回は平面で描いた図案から各面の層の数を決め、各層の断面図を描いていきます
左上の平面の図案をもとに丸みや他次元的なかみ合わせを意識した結果、
- 正面1層
- 背面1層
- 上面3層
- 底面1層
- 左側面2層
- 右側面2層
にしました
各層の断面図を描く
先の工程で決めた層構成を元に各パーツの断面図を置いていきます
かまぼこの厚さは5ビーズにしました
アイロンビーズ立体では多くの場合各面のビースを奇数個にした方がパーツ分けが容易です
噛み合わせを決める
ビーズの凹凸を調整します
今回の例では上面の凹凸調整から始めていき、左右側面、底面の順で噛み合わせを決めました
基本は外側の小さいパーツから噛み合わせを決めます
各パーツのビーズが孤立しないように気を付けましょう
重なった部分のビーズを抜く
最後に重なる部分のビーズを抜いて完成です
【使用するビーズ一覧】
- しろ 176個
- ピンク 90個
組み立て方法
記事の内容が分かればそれほど難しいことはないかと思います
次回は4つに切ったすいかの作成です
6つの面のうち4つの面が多層構造でより多次元的な組み合わせが多くなります