アイロンビーズ立体講座05-アイロンビーズ実践!(1) ショートケーキ

アイロンビーズ実践!(1) ショートケーキ

今回はアイロンビーズ立体の基本を理解する題材として四角いショートケーキの小物入れを作成します

アイロンビーズ製ショートケーキの完成図
ショートケーキの完成図

土台部分は前回で説明した蓋のないの箱立体、トッピングは前々回で説明した基本の3つの技法を使います
前回、前々回の解説を読んでから作成するとよりアイロンビーズ立体に対する理解が深まるかと思います

アイロンビーズ立体講座04-箱立体を作れるようになろう
アイロンビーズ立体講座03-基本となる3つの組み方

土台は蓋のない箱立体

土台部分は初歩的な箱立体で出来ています
小物入れに出来るように上面の噛み合わせは取り除き、本体と蓋部分を分けました

四角プレートを基本にしたアイロンビーズ立体では6面を別々で考えてから噛み合わせを調整する方が簡単です
複雑な立体をアナログで考えるときは正面、側面、背面の画像からパーツ構成を設計していきます

5面のデザインを考える

いきなり組み合わせを考えようとすると何をすればいいか分からなくなります
まずは各面のデザインをします

噛み合わせ部分を調整する

パーツが噛み合うように辺部分のビーズを抜いていきます
下半分の頂点を底面に集中させて分かりやすくしました

土台部分の組み立て

底面から組み立てると分かりやすいです

デコレーションは基本の3技法

土台と同じ大きさの小物入れの蓋にデコレーションしていきます

蓋を固定やすくする(噛み合わせの組み方)

蓋がずれないように爪を付けます
青ビーズの部分に4つのパーツをはめ込む構成にして 、土台部分同様噛み合わせを考えずにそれぞれのパーツを考えます

蓋と爪部分の噛み合わせを調整します
蓋の外側と内側でパーツがつながるようにすることとパーツ同士が重ならないように気を付けます

イチゴを乗せる(貫通させる組み方)

蓋の青いビーズにイチゴを差し込みます
考えやすいように断面図と上面図を描きます

噛み合わせにするとパーツが取れやすくなるので輪切りにしたものを突き刺していきます
イチゴの芯部分は蓋がつまみやすいように棒パーツではなくT字型にしました

ホイップクリームを乗せる(互い違いの組み方)

他の組み方同様各々のパーツで考えてから噛み合わせを考えてから青ビーズの部分を抜いていきます

チョコプレートを刺す(六角プレートと四角プレートの組み合わせ)

最後に違うプレートで作ったパーツごとを差し込む練習です
六角プレートがない場合はこの工程を省略したり四角いプレートで代用しても結構です

パーツ一覧と組み立て

最終的な蓋部分のパーツ一覧です、お疲れ様でした

次回の記事では四角プレートで作ったパーツの層を重ねて丸みをつける方法を説明したいと思います

アイロンビーズ立体講座06-層を重ねて形作る
上部へスクロール